円卓動画のひとりごと

2018年12月09日

https://www.nicovideo.jp/watch/sm34150251 のお話

たくさんの方に見ていただいて、とても嬉しく思っています。こんなイメージで作ったよという裏話です。よければ、どうぞ。


「頭でわかっては嘆いた 転がってく様子を嗤った 寂しいとか愛とかわかんない 人間の形は投げだしたんだ」

  獅子王の心情。「頭でわかっては嘆いた」2017年以降の未来消失を知った王様の嘆き。「転がってく様子」=自分の行いについての自嘲。「寂しいとか~投げ出した」心の消失。

「抱えきれない 言葉だらけの存在証明を」

過去裏切りをもつランスロットが、特異点で自分がどうあるべきかと思っていたのではないかなという妄想。

「この小さな劇場から出らんない 気づいたら最後逃げ出したい」

劇場=特異点、円卓 逃げ出してしまえたらと思うトリスタン。心優しい彼にとって、『反転』のギフトを賜る前の心情妄想。

「僕ら全員演じていたんだ エンドロールに向かってゆくんだ さあ」

サーヴァントになり二度目の忠義を誓った騎士達は、理想と現実とでそれぞれ思い悩んでいるんだろうなという妄想。それをよく理解しているのがガウェインかなと思ったので。

「皆必死に役を演じて傍観者なんていないのさ」

傍観者にもなれず、当事者として居るんだとそれぞれが思っているのかなあという妄想。円になって背を合わせているのは、見て見ぬふりをしている様子を表したかった。

「"ワタシ"なんてないの どこにだって居ないよ 」

聖都の外、父上から遠ざけられたモードレッドの心情。父上に忠誠を誓い、従事しているということは、本来ではあり得ないことだという自虐も込めて。

「ずっと僕は 何者にもなれないで」

特異点において、ベディヴィエールの心情。何者にもなれないまま、主人公達が来るまで聖伐について手出しができなかったのも併せて。

「僕ら今 さあさあ 喰らいあって 延長戦 サレンダーして メーデー 淡い愛想 垂れ流し 言の愛憎 君も YES YES 息を呑んで 采配は そこにあんだ ヘッドショット 騒ぐ想いも その心 撃ち抜いて さあ」

向かい合って円になっているのは、他の円卓の同胞を殺したときのことかなと思いながら。同胞への愛と憎しみと。それぞれ史実では思っているところがあるので。

ケイ卿とか諸々実装されたら変更したい。あと、とベディは入らないなと思ったけども、ベディ好きなので入れてしまった。

「まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ その目に映るのは 」

アグラヴェインが黒幕かのような描かれ方をしていたので。その目に映るのは、王の理想の実現なの本当に尊い。


「触れたら壊れてしまった」

ランスロットの罪というか罰というか。ギネヴィア王妃への不貞から、壊れてしまったのは円卓かなと。

「間違ってく様子を黙った」

アグラヴェインがランスロットの不義を告発する前に、一度ガウェインに言ったという史実から。その告発を良しとしなかったことについて思うところがあったらいいなという妄想。

「僕ら全員無垢でありました」

父に認められる立派な騎士であろうとするモードレッドの純粋な想いと、その他他の騎士の忠誠への解釈。 

「いつのまにやら怪物になったんだ」

「王は人の心が分からない」の言葉を口に出した自分への自虐、反転のギフトを賜った後のトリスタンのことかなという妄想。

「その全てを肯定しないと前に進めないかい」

「その全て」=それぞれの騎士が抱える感情、「前」=特異点における理想の実現。獅子王は思っていそうだなと思った一言妄想。(それを問えば騎士の矜持に対して無礼だとも思って問わないかもしれない。)

『まあ君にはきっと無理なんだ』「だから君にはきっと無理なんだ」
アグラヴェインがランスロットに対して思っていることかなという妄想。

「いつのまにやら外野にいたんだ」
外野にいベディ。円卓の騎士としては当事者なのに、特異点の円卓の行いは外野。

「そんなガヤばっかり飛ばしてきたんだ」
ランスロットのアグラヴェインへの心情というか行動というか。アグラヴェインのことを信じられなかったランスロットは、真意も知らずに糾弾していたので。

「皆必死に自分を守って救いの手を待ってるのさ」

救いとは何かを考えるだけでごはんが進みますが。王の治世に仕えられる喜びと、現実との齟齬に苦しんでいて、自分を守りつつも、どこか納得のいく結末を欲しているのかなと。それぞれ守り方も救われ方も違うんだろうなと思うと。

「考えたくはないよ」「馬鹿になっていたいもん」「ずっと僕は 何者にもなれないで」 

考えずにいたいモードレッドと、トリスタン。思い悩むガウェインと、ランスロット。

「だから今 前線上に立って その旗は高く舞って

ランスロットが「だから今」だと思って、裏切り者である自身だからこそ、王の間違いを訂正するために、前線に立たなければならないとなった瞬間。「その旗」=叛逆の旗。

「劣勢 頼る相棒 言葉すら必要ないよ ドラマチックな展開はドットヒートしてくだろう 君も YES YES 息を呑んで 再会を誓いあって ワンチャンスしかない僕の 一瞬をかけるのさ クライマックスみたいな 手に汗を握るのさ」 

ベディ VS モードレッド、ベディ VS ガウェイン、ベディ VS トリスタンなどなど。「ワンチャンスしかない僕の一瞬をかけるのさ」はベディVSガウェイン戦イメージ。常に命すり減らしてるベティに泣いたのは私だけではない。立ち位置的に、オークニー兄弟で並んでるのも、ベディの前にトリスタンがいるのも、アグラヴェインの前にランスロットがいるのも仕様。

「ぽつりと鳴いた 隠してきた真実はどこにもない 嗤ってきた奴らに居場所はない 思い出してぽいってして感情はない 流した涙 理由なんてない 優しさに温度も感じられない 差し伸べた手に疑いしかない 穴が空いて愛は垂れてしまいになったんだ 倒れそうな僕を覗き込んだんだ」

「ぽつりと鳴いた」のはアグラヴェインの心情。ブリテンという国家の治世において、陰の側面を受け持っていたり、ランスロットの不義を知った後のランスロットへの認識だったり、王様に対しての気持ちだったりを妄想。

「諦めかけた人の前にアンタは いつも嘲笑うようにおでましさ 君にはどんな風に見えてるんだい 呼吸を整えて さあ さあ ずっと僕は 何者にもなれないで」

ベディとマーリン。アヴァロンにたどり着いた後のイメージ。森っぽいのは聖剣を返せなかったときの風景。 千里眼を持つマーリンと、1500年生きたベディの見る世界はそれぞれ「どんな風に見える」のかお互いに疑問だといいなという妄想。「呼吸を整えて」向かうベディと、今回の特異点では「何者にもなれない」マーリン。

「僕ら今 さあさあ 喰らいあって 延長戦 サレンダーして
メーデー 淡い愛想 垂れ流し 言の愛憎 ドラマチックな展開をどっか期待してんだろう 君も YES YES 息を呑んで 采配は そこにあんだ ヘッドショット 騒ぐ想いも その心 撃ち抜いて さあ」

アグラヴェイン VS ランスロット。もう見たまんまなんだけども、「延長戦」=生前から引き続く戦い、「垂れ流し言の愛憎」はランスロットのギネヴィアへの愛とアグラヴェインのランスロットへの憎しみへの吐露、「ドラマチックな展開」=最強の騎士に勝つという展開というイメージでした。

 

「まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ"その目に映るのは"」

女神獅子王の目に映った黒幕は、というイメージで。黒幕=獅子王様と考えてもまあいいかなと思いつつ。本当は瞳の中に黒幕の人物を反射させたかったんですが、技術のなさで断念。瞳に映るのは、アグラヴェインでもいいなあと後から思いました。お好きな方でも妄想してくだされば。


こんなイメージで作りました。拙い作品ですが、ご視聴いただきありがとうございました。


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